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シャルルのlovely日記

私と旦那様のえっちな日常

LoveLoveキャンプ開始
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私と旦那様の日常 ~海でLoveLoveキャンプ編~
3話「LoveLoveキャンプ開始」

 私達が向かっている海岸は、旦那様が会社でキャンプが趣味の人に教えてもらった場所で、昔の漁港のような寂れた雰囲気がある浜辺らしく、釣りをしたり、バーベキューやキャンプをするには絶好の場所らしい。海水浴には、潮の引きが少し強いから注意が必要とのこと。

 私は中学生の頃までお父さんに海水浴場じゃない海に連れて行ってもらって遊んでいたから、潮の引きの怖さは知っている。腰より深いところに入ると沖に引かれるのが体感できて、それ以上深い所に入ると陸に上がるまで相当体力を使い、陸に上がった頃には息切れして大分疲れる。
 もう子供じゃないから砂浜に戻れないような深い所まで行かないし、髪が濡れるから精々浅い所で浮き輪遊びぐらいだろう。
 海でどんな遊びをしようか楽しみにしながら初めて行く海岸にワクワクしていると、車が二車線道路から木々に囲まれた細い道に入った。
 
「もう着くよ」

 その一言の後、すぐ目的地である海岸に辿り着いた。

 車から降りて辺りを見渡してみると、山や木々に囲まれていて崩れかけた倉庫があり、小舟を5、6艘陸揚げする古い船揚場があった。その小さな船揚場の隣に400メートルトラックぐらいの砂浜がある。

「本当に寂れているね」

「寂れているけど、秘密基地みたいな雰囲気があって良い所でしょう? 
 人の目を気にしないで遊べるし、バーベキューやキャンプには絶好の場所だよ。
 この前のバーベキューもここでやったんだ。
 その時も、あまり人が居なくて、周辺も山林ばかりだからすごく盛り上がって大騒ぎ出来たよ。
 会社の人が言うには、バーベキューやキャンプの隠れた名所になっているみたい」

「ふーん、そうなんだ」

 白い砂浜を見渡せば、もうバーベキューをやっているグループや家族が数組いて、海で遊んでいる人達もいる。
 私も楽しそうに遊んでいる人達を見ると、早く遊びたくてジッとしていられない。

「わたしもあそぶー」

 砂浜に駆け出そうとしたら、

「遊ぶ前に荷物運ぶの手伝って。
 準備運動は大事でしょ」

 そう、海で遊ぶ前はきちんと準備運動をしないと心臓に悪い。
 旦那様は荷物を運んできちんと準備運動をしろと言っているのだろう。

「わかったー」

 私は素直に海で遊ぶ必要な物だけを持った。

「本当、子供みたいに遊ぶ気満々なんだから。
 さて、どこに陣取ろうかな?
 前はあそこでバーベキューしたのだけど、近くに人がいるし… あそこが良いかな」

 旦那様はクーラーボックスとテントの収納ケースを持ち、砂浜に足を取られながら歩くこと少し、焚火の痕が残っている砂浜の真ん中付近に荷物を置いた。

「よーし。準備運動終了。
 それじゃ、海であそんでくるー」

「ちょっと待って!
 もう少し準備運動した方が良いよ。
 最近、運動不足でしょう?」

「運動…? 昨日えっちしたから大丈夫」

「えっちと運動は違うよ。
 それに遊び道具だけ持って来て、今着ている服をどこに置く気?」

 そう言われてみれば、肌を隠すビキニ用のキャミソールとスカートを車に置いたまま持って来ていなかった。

「さすがだねー。
 もう一回戻って、私の荷物を持ってこようとしようー」

 それから、荷物が多いから旦那様はなんだかんだ言って荷物運びが終わるまで遊ばせてくれない。
 私はむすっとブツブツ文句を言いながら、最後まで荷物運びを手伝ってあげた。

「もう荷物を全部運び終わったから、止められても、わたしはあそぶー!」

「いいよ。いってらっしゃい。
 俺はテントを張っているから、気を付けて遊んでね。
 波に飲まれて溺れそうになったら、大声で助けを呼ぶんだよ」

 波に飲まれたらどうやって大声を出せって言うのか。波に飲まれたら体がブクブク回って目の前が水泡でいっぱいになるから、訳わからなくなってそれどころじゃない。
 旦那様の冗談に付き合ってられないから、早々とTシャツとスカートを脱ぎ、気分的にスカートだけで良いかなと、ビキニ用のミニスカートだけを着けた。
 それから、持って来た浮き輪の輪の中にスタイルが良い真っ白な体を入れ

「わーい」

と、大きな乳袋をブルンブルン大きく揺らしながら、元気良く海に向かってダッシュした。


「うっ。つめたい…」

 海に一歩足を踏み入れると、こんなにも太平洋は冷たかったのかと思うくらい海水が冷たい。
 小波を蹴って水飛沫を作ってみる。
 その水飛沫も色白の体にかかって冷たい。

「つめたい! つめたい! つめたーいー!」

 冷たくて気持ち良いから、小波をバシャバシャ蹴って遊ぶ。
 さらに冷たい水飛沫が体にかかってブルっと鳥肌が立ち、◎凸乳肌もブルっと縮んで固くなった。

「つめたくてちくびたっちゃった」

 ビキニが凸(ポツン)としていないか確認する。
 凸と立っていないから、波をバシャバシャ蹴って遊ぶ。
 そうして小波を蹴って遊んでいたら、思ったより引きが強くないことに気付いた。

「折角、浮き輪を持っているんだし、もう少し深い所に行って見よう」

 くるぶしから膝、膝から股下ぐらいの深さに行っても、話に聞いていたより全然引きが強くない。父に連れて行ってもらっていた海の方が潮の引きが強い。どちらかと言うと、防波堤がない海水浴場より少し引きが強いっと言ったところ。
 潮の引きを見ながら押寄せる波を見ていたら、胸の高さぐらいある大きな波が来た。

「うわぁーー!
 大きいのきたーーー!
 でも大丈夫。
 浮き輪パワーーー!」

 波に背を向け、子供の頃を思い出して波に乗ってみる。
 しかし、十数年ぶりの波乗りだからタイミングが合わなくて乗れなかった。

「残念…
 もう少し深いところの方が乗りやすいかな」

 お腹ぐらいの深さまで◎凸乳肌がギュッと萎んで固くなる感覚を覚えながら入って行き、潮の引き具合を見て大きな波を待つ。
 小さい波はたくさん来るけど、波に乗れる大きな波がなかなかやって来ない。
 大きな波が来るまで冷たい海水に身体を慣らしながら、浮き輪でプカプカ浮いて遊んでいると、調度良い波がやってきた。
 今度はタイミングを見逃さない。
 タイミングを見計らって浮き輪を構え、大きな波に備える。

「きゃあーーー!」

 久しぶりに波に乗れた。
 スーッと波に運ばれて気持ち良いし、楽しい。
 それもあっという間に足首ぐらいの深さに戻されて終わってしまう。
 また波をバシャバシャ蹴ってお腹ぐらいの深さに戻り、大きな波を待つ。

「おぉーーーーーー!」

 だんだん波に乗る感覚が戻ってきて、スムーズに乗ることが出来た。

「うふふ。楽しい」

 また乳袋を大きく揺らしながらお腹ぐらいの深さまで戻り、大きな波を待つ。
 もう海水の冷たさを忘れて無我夢中。
 そうして遊んでいたら、私の背よりもずっと高い大波が来た。

「きゃあー! デカいのきたーー!」

 こういう大波は甘く見てかかると、波に飲まれて海中でブクブク目が回って溺れる恐ろしい波。
 慎重に浮き輪を構えて、身構えると、スーッと波に乗ることができた。

「うわぁーーーーー!
 楽しいーーーーーー!」

 大きな波に乗り、遠くの方まで見渡せる。
 この波乗りの感覚こそ、子供の頃、怖い思いをしながらも波に挑み、波に乗っていると言う楽しい感覚を思い出させる。
 子供の頃の感覚を思い出しながら、遠くの方にいる旦那様を見てみると、上半身裸になって焚火をしていた。
 何をやっているのだろうと思った頃には、足首ぐらいの浅瀬まで戻された。

 しゃがむ恰好で戻された体が波の引きで砂に沈み込むような錯覚を覚える。
 その感覚が懐かしいと思うも、旦那様が何をやっているのか気になる。

 砂浜に足を取られながらもダッシュして旦那様の元へ戻った。

「今、帰った~」

「おかえり~。
 もう帰って来たの?
 おっぱいをユサユサ揺らしながら、一人で遊んでいたから目立っていたよ」

「えっち。そんな目で私を見るんじゃないの!
 ところで、今なにをしているの?」

「ご飯を炊くのに必要な炭火を作っているところ。 
 火をガンガン燃やしながら炊くと、焦げちゃって食べられなくなるからね。
 そっちの小さいバーベキューコンロは専用の燃料があるから楽だけど… お腹減ったの? 
 まだ火の準備に時間かかるから、ちょっと待ってて」

「まだお腹減ってないから大丈夫ー。
 今何をしているのかわかったから、また遊んでくるー」

「ちょ、ちょっと待って!
 また大きいおっぱいをユサユサ揺らしながら遊ぶのは良いけど、まだ日焼け止めクリームを塗ってなかったでしょう。白い肌が焼けて、痛い痛いって泣く前に日焼け止めを塗った方が良いんじゃない?」

 そうだった。波乗りに夢中になっていたから忘れていたけど、まだ日焼け止めを塗っていなかった。
 お昼近くになって増々日差しが強くなっているから、透き通った白いお肌がジリジリ焼けて痛い。
 自分で塗ると手が届かない所があるから、旦那様に塗ってもらおうと両腕を広げた。

「ぬってー」

「もう甘えちゃって。
 塗ってあげるから、テントの中に入って」

 私は調度テントの中がどうなっているのか気になっていたから、どんな感じなのだろうとワクワクしながら入ってみた。

 すると、旦那様が待ってましたと嫌らしい顔に変化する。
 
「何か嫌らしい事を企んでいるでしょう?
 ダメだからね。周りに人がいるのだから」

「何も嫌らしいこと何か考えていないよ」
 
「本当?」

 過去の経験から旦那様は周りに人が居ても平気でえっちな悪戯をしてくるから疑って見せるも、今日の寝床となるテントの中が気になる。何か企んでいる旦那様を警戒しながら、テントの中がどうなっているのか見てみた。

「へぇ~、こんな感じなんだ~
 この中で泊まると思うと、何だかドキドキワクワクしてくるね~」
 
 広さはダブルベッドぐらいだろうか、旦那様と私が並んで寝れるぐらいある。座り心地はマットを引いているから悪くない。広さよりも高さが腰を曲げて立つぐらいの高さしかないから、少し窮屈に感じる。しかし、テントの出入口を開けて外の様子が見えているから、そこまで窮屈感は感じない。
 テントの出入口を閉めてみると、プライベート空間が出来上がって、何だかワクワクする。でも、風が入って来ないから暑いし、大きな声や叫び声が聞こえてくるから落ち着かない。
 また海の景色が見えるように出入口を開け、今度は寝転がって寝心地を確認してみる。

 すると、旦那様が私の顔を覗いてきた。

「どう?
 テントの中はお気に召したかな?
 さぁ、お望み通り日焼け止めを塗ってあげよう。
 どこから塗って欲しい? 
 腕からかな? 
 それとも、ボインボインからかな? 
 遠慮せず好きなところを言ってくれたまえ」

 旦那様がニヤリと嫌らしい笑みを作ってそう言ってくる。
 その嫌らしい笑みで、確実に何か企んでいるを悟った。
 試しに腕を上げて、何を考えているか、確かめてみる。

「じゃあ、うでから」

「うんうん。腕からが良いんだね。
 二の腕なんて、すぐ日焼けして痛い痛いになっちゃうもんね。
 いいよ。いいよ。
 うんうん。充分に塗ってあげる。
 うんうん。いいよ。いいよ」

 まるでへんたいのようなしゃべり方。
 確実に嫌らしいことを考えている旦那様を懲らしめるため、日焼け止めクリームを塗ろうと、私の腕に触れた瞬間
 
「あ痛っ――――――!」

 手首をギュッとひねり返し、腕十字を掛けてお仕置きをしてあげた。

「嫌らしい顔をして何か企んでいるからだよ。
 何を考えていたか、正直に言いなさい。
 言わないと…」

 ミシミシミ――――――シ――――――っ!
 
「ぐぅ―――わぁ―――――――――っ!!
 痛――――――――――っいいいい!!
 何も考えていないよー
 狭いテントで暴れないで――――! 
 壊れる――――――!」

 旦那様が顔を真っ赤にして苦しそうに参ったってしてくるから技をほどいて上げた。

「なんでいきなりプロレスの技をかけてくるの? 痛いでしょ!」
 
「嫌らしい顔しているからだよ」

「嫌らしい顔なんてしてない!」

 私がむすっと怒っているのに、旦那様が稀に見せるイケメンの顔を作って魅せてきた。

「うふふ…

 えへへ…

 いひひ…」

 すぐチョロくなる私。
 
 ズッキュン、バッキュン、ドッキュンと女心を射止められ、デレデレが止まらない。

「ニヤニヤ嫌らしい顔をしているのはそっちでしょう」

 デレデレ照れていたら、今度は私をすけべ扱いしてきた。

「してないもん!
 急に真面目な顔になるからだもん!」

 ニヤニヤしながらそんなことないと言い返すと、旦那様がスーッと私の腰に腕を回して

「始めからこうして欲しかったのでしょう。素直に言えば良いのに…」

 と、ギュッと抱きしめてキスをしてきた。

 急にキスをしてきたから、びっくりしてすぐ離れたけど、旦那様のイケメン顔、旦那様と遊べる時間、何よりも私を海に連れて来てもらったことが嬉しいから、私からもチュッとキスのお返しをした。

「えへへ…」

 愛しい旦那様をデレデレして見つめる。
 旦那様も見つめ返して、ラブラブな雰囲気が出来上がる。
 嫌らしいことを企んでいることも忘れ、またキスをして唇を重ねた。

 チュッチュッと甘く唇を触れ合わせ、グッと抱きしめる。
 
 それから、舌をねっとり絡ませたキスに発展する。
 
 ついラブラブな良い雰囲気になって、夢中でキスをしてしまうけど、テントの外が騒がしくて集中できない。
 公の場でチュッチュッとキスをしているのだから仕方ないけど、そのままキスを続けて、愛しい旦那様をギュッと抱きしめる。

 ラブラブな気持ちが盛り上がって、旦那様を抱きしめる力もギュッと力強くなる。

 気持ちが高揚してくると、お股も熱くなってくる。

 うっとりしながらキスをしていると、近くで叫び声のような呼び声が上がった。
 その大きな声に驚いて、ラブラブな雰囲気が壊れてしまった。
 それでもラブラブなのは変わりない。

「えへへ…」

 また旦那様と見つめ合ってギュッと抱き合い、チュッチュッと軽く唇を重ね合わせてキスをする。

 すると、今度は海で遊んでいる人達の叫び声が耳に入って、夫婦の時間を邪魔してくる。

「テントのドアを閉めても良いけど、如何にも如何わしいことをしているって言っているようなものだからね…
 仕方ない。日焼け止めを塗ってあげる」
 
 私も良い雰囲気だったのにと思うも、まだまだお昼前。ラブラブな時間はいくらでもある。旦那様に甘えて海の景色を眺められるようにうつぶせ寝になった。

「うふふ… ぬってー」
 
 旦那様はニヤリと微笑み、日焼け止めクリームを肩から塗り始めた。


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