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シャルルのlovely日記

私と旦那様のえっちな日常

旅行の思い出はエロ写真ばかり!
日常えっち編全話・ 1話~56話
前回の話・56話「素敵な星空の下、快感の絶頂」

日常えっち編57話 露出旅行の思い出で肌の戯れその1
「旅行の思い出はエロ写真ばかり!」
※約2800字


日本海の旅行から数日後。
いつも通りの生活に戻った私は上機嫌で過ごしていた。
それは、旅行から帰って来ても日本海を初めて見る事ができた感動と、人には言えない破廉恥なえっちをいっぱいしたから気持ちが満足していたから。
そんなウキウキして止まないある晩。
仕事を終えて家に帰ると、晩御飯を食べ終えた旦那様がそのままリビングのテーブルでパソコンを開いて何かを作業をしていた。

「ただいま。珍しいね。こんな時間まで仕事しているなんて…」

「おかえり。仕事じゃないよ。旅行中に撮った写真を印刷していたところ。
―――見てみて、どれもキレイに撮れているから…」

旦那様が指を差した先には、テーブルの上に何枚も印刷した写真が束になって置かれていた。
旅行中はその都度カメラの画面で写真を確認していたけど、実際に印刷した写真は初めて見ることになる。
どんな感じに写真が印刷されているのか、ワクワク心を踊らせてテーブルの上で束になっている写真を手に取ると、一番上の写真はえっちな気分任せで撮った私のヌード写真だった。
ヌード写真まがいの写真もカメラの画面で確認はしていたけど、実際に印刷して写真として見ると、少し照れくさいやら恥ずかしいやらで、急に身体が熱くなり顔が紅くなる。

「なんで、私のえっちな写真を一番上にしているの?」
「ん? よく見てみてよ。その他もキレイに撮れたものを印刷しているから…」

旦那様は意気揚々とニコニコしながらパソコンの画面を見つめたまま言ってきた。

促されるまま束になっている写真を何も考えずにパラパラ巡ると、どれも私がえっちなポーズをしている写真か、えっちしている様子を撮ったヌード写真まがいなものばかりだった。

「全部、私のえっちな写真ばかりなんだけど…記念写真も撮ったよね。スケベなの?えっちしたいの?
 もしかして、私のえっちな写真ばかり見て、一人で変な事していたんでしょう!」

束になるほど大量にある私のヌード写真を見てすごく恥ずかしいばかりか、変な汗も出てきそうになって、それを誤魔化すように語彙を強くしてプンプン怒っているように見せてみた。
しかし、旦那様は知らんぷりしてパソコンをニヤニヤしながら見ている。

「あはは… 顔を紅くして恥ずかしがってないで良く見てよ」

恥ずかしくなる写真を一枚一枚確認するようにゆっくり見ると、やはり全て私のヌード写真だらけ。

旅行中の時系列のように、旅館に向かう途中のパーキングエリアで撮った私のえっちな写真から始まり、旅館で撮った可愛くてセクシーな下着姿、それから、胸やあそこが露出する下着姿の可愛いきつねさん、海水浴場で淫らにも露出して遊んでいるえっちな写真、水族館でえっちな悪戯されて乳首の影が服の上に浮かび上がっている写真までを順番に印刷しており、全ての写真が恥ずかしい写真だった。

その上、帰り道の車内で撮った暗くて上手に撮れなかった写真まである。
帰り道の車内で撮った写真は、すっと運転して疲れている旦那様と運転を交代して、私が運転をしているのに旦那様は運転疲れを忘れているかのように、運転している私に悪戯してスカートが捲れてえっちな姿をフラッシュを使わないで撮った写真のものだ。

「やっぱり、どれもえっちな写真ばかりだよ!
 きちんとした記念写真は?」

またしても語彙を強くしてプンプン怒って見せると、印刷された写真の他にも散らかっている印刷用紙があって、その印刷用紙の裏に隠すようにA4サイズのフォトフレームに飾った写真があるのを見つけた。

家には無かった初めて見るフォトフレームは何のために置いて有るのか不思議に思い、手に取って見ると、初めて日本海の海水浴場を訪れた砂浜でご当地グルメを食べながら旦那様を一緒に撮った写真に、水族館の館内で一緒にお魚さんを背景にして撮った写真を一枚の写真に合体させて、フォトフレームに収めていたものがそのまま置かれていた。

私はその写真を見た瞬間にまだ数日しか経っていない新鮮な思い出を思い起こされ、プライベートビーチのようなロマンティックな入り江になっている日本海の海水浴場を旦那様が私に内緒で調べていたこと。予定外だった水族館では旦那様がえっちな悪戯をしてきていたけど、旅行最後の行事と思いベタベタイチャイチャできた幸せな時間を過ごせたことをさまざま思い出した。
旦那様が私に内緒でフォトフレームを用意して、私を驚かせて喜ばそうと考えてたのだろう。
そう思った瞬間、思いがけない嬉しさが込み上げてきて、急に涙腺が緩くなり目がウルウル潤ってしまった。

目を潤いさせながらフォトフレームに飾られた写真を良く見ると、日付の他にも何か短く文章が書いてある。
読んで見ると

《初めての日本海だコン
 海はデッカくてきもちよかったコン お星さまキレイだったコン 
 可愛いきつねさんはとても楽しかったコン 》

旦那様が私のセリフ風にコメントを描き、コメントを仲良く写っている二人の間に飾ってある。

楽しくて嬉しかった思い出を鮮明によみがえさせる一枚の写真。
私は思い出の写真を見た瞬間から嬉しくてウルウル目を潤わして感動しているのに、思い出のコメントも書いてあってことがあまりにも嬉し過ぎる。胸がキューっと高鳴り、私の悦びを表すように思いっきり旦那様に跳びつき力いっぱい抱きしめた。

「ねえ。見てみて。やっぱりきつねさんは可愛いよ~」

私が嬉しくて涙を潤わしながら抱きついているのに、旦那様は私を無視して裸のきつねさんになった私の画像を拡大して見せてきた。
折角、感動して旦那様に抱きついたのに台無しだ。
またプンプン怒ってみせた。

「もう怒りん坊だな~。甘えん坊さんになりたいのか、怒りん坊になりたいのか、俺にはちっともわからないよ。でも、額縁の他にもコルクボードを買って来たから、一緒にお気に入りの写真をいっぱい選んで貼ろうよ」

旦那様はプンプン怒って見せる私を宥めるために大きなコルクボードを見せてきた。
そのコルクボードは新聞紙くらいの大きさがあり、写真を何枚も貼れそうだった。

『コルクボードに私のえっちな写真をたくさん貼って飾りたいのかな?…』

「うふふ…私のえっちな写真がいっぱい… 
 えへへ…私をいっぱい見て、一人で喜んで…一人で…
 いひひ…もうスケベなんだから… 」

「ちょっとー! スケベな顔して何変な妄想しているの。写真はえっちな写真ばかりじゃないし、記念撮影した写真もあるよ。そんなにえっちな写真ばかりを飾りたいの? いっぱいえっちな写真を貼っちゃうよ」

つい旦那様が私のえっちな写真を見ながら一人で興奮して、大きくなった亀さんで遊んでいる様子を妄想してしまい、旦那様に止められたけど、コルクボード一面にえっちな写真を飾られても困る。だけど、思い出の記念写真をいっぱい貼れるのは、たいへん悦ばしい。

「じゃあ。いっぱい思い出の写真を貼ろう!」

コメント

1. 素敵♪

たまたま通りすがりのところコメさせて頂きます。
素敵な旦那様に素敵なお話、そして貴女の豊かな感受性も素敵で、見てて幸せな気持ちになりました♪
エッチな冒険でドキドキ、ハラハラしつつも、お二人が思いやりや幸せな心でつながってる姿が
美しい文章でつづられて、思わずファンになりました(^o^)
過去記事からゆっくり拝見させて頂きますね♪
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