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シャルルのlovely日記

私と旦那様のえっちな日常

真理、初めて抱きしめられる
全もくじ
アイスクリーム屋さんの店長は32歳処女
3話「真理、初めて抱きしめられる」


郁夫は真理の隣に並び、わざと筋肉質の太い腕をプニプニして柔らかい二の腕へくっつけ、真理の良い匂いを嗅ぎながらも、真理の様子を見ていた。

真理は郁夫が恋人になったように腕をくっつけて来て、胸をキュンキュンさせながらも、チラチラ胸元を覗く郁夫の気配を感じていた。
しかし、真理は恥ずかしくて、顔を見られない。
それでも、あの頃のように、ときめいて嬉しいから、ニコニコと笑みが自然にこぼれていた。

郁夫は微笑みながら仕込みをしている真理を見て、楽しそうに仕事していると、これがアイクリーム好きの真理の表情なのだと思い、郁夫もアイスクリームに熱い思いがあり、好きなこともあって、素の表情を見せている真理が本当に可愛らしく見えてきた。

「真理ちゃん。楽しそうだね」

「ううん。そ、そんなことないよ…」

「ニコニコしながら仕事しているのに?」

思わず嬉しい想いが顔に出てしまったのかと、あたふたするも、誤魔化す。

「しゃ、社訓に、笑顔を絶やさないってあったでしょ…」

なんか可笑しい?

「へぇ、真理ちゃん、真面目だね。
 しっかり社訓を守るなんて…」

なんとか誤魔化せたかな?

「郁夫君は真面目じゃないの?」

腕をくっつけているのに?

「う~ん~、どうだろう…」

嫌がる様子を全然見せないし…
もう少し、大胆にしても…

「でも、こういう事するくらいには真面目かな?」

郁夫が手を休めたと思った瞬間、背後から大きな胸を鷲掴みにした。

「きゃっ!」

胸の大きさを確かめるようにムニュっと揉まれ、すぐに離れたが、後ろから抱かれるように胸を揉まれ、一瞬だったけど、郁夫のがっちりした大きな体格や温かい温もりを感じた。
これが男性に抱きしめられるってことなのかと思うも、これから先、どうやって郁夫と向き合えば良いのか、また顔を紅く染めたまま、口を結んでしまった。

「・・・・・・・・・」

「ごめんごめん。
 つい、ニコニコしている真理ちゃんが可愛いから、おっぱい揉んで見たくなって、つい触っちゃった」

全然、怒らない…
乳首を狙って揉んだはずなのに、怒らないばかりか、嫌がる様子も見せずに恥ずかしそうにしている。

郁夫は、恥ずかしそうに顔を紅く染めている真理の顔をニヤニヤ覗きながら

「そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫だよ。
 ブラジャーがしっかりガードして、ブラジャーの感触しかなかったから。
 柔らかそうなおっぱいの感触を触って見たかったな~」

と、追い打ちをかけるように辱め、32歳の処女らしい初心《うぶ》な反応を楽しむ。

真理は、本当は生の胸を揉みたかったのかと、信じられないと思うも、心のどこかでは郁夫なら胸を触られても良いと、思えるようになっていたことに気付いた。
それに気付いた所為か、急にバクバク胸がはち切れそうな思いがして、郁夫の顔も見られないほど恥ずかしいのに、どう応じたら良いのか、ますます黙り込んでしまった。

「ふふふ… 真理ちゃんは32歳になっても、中学の頃と変わらないね」

あまりの恥ずかしさに堪え切れなくなり、話題を変えようと、カットしたフルーツをミキサーへ入れ、仕込みを続けて、この場をやり過ごす。
しかし、郁夫は仕事をせずに、真理のすぐ後を追い、紅く染めた顔を覗く。

「真理ちゃん。照れている?」

真理は揶揄《からか》われているのか、わからなくて

「し、し、仕事中だよ。郁夫君も真面目にやって」

と、この場を誤魔化して乗り切ろうとするも、また郁夫が背後に回り

「うん。真面目にやっているよ。
 こうして、真理ちゃんとコミュニケーションを取りながら、手伝いするもの仕事だから」

またしても信じられないことをしてきた。
後ろから包むように抱きしめられ、ミキサーへフルーツを入れている手元にも大きな手を重ね、まるで恋人が手と手を取り合って一緒に作業するように、身体を重ねてきた。

背中が一瞬ザワっとざわついたけど、ドキドキするどころか、心臓が飛び出しそうなくらいキュンキュンして、このまま抱きしめていて欲しい、と心の中で願うも、恥ずかしくて何も言えない。

「・・・・・・・・・・」

郁夫は真理が恥ずかしそうに何も言ってこないことを良い事に、おまけとばかりにムクっと大きくしている棒亀をムッチリしている真理のお尻へ押し当て、柔らかくてハリがあるお尻の感触を確かめる。

真理は深呼吸して落ち着かない心を落ち着かせた。
今度は確かに感じる。がっちりした大きな体、温かい体温。郁夫の温もり。
まるで、郁夫に優しく包まれているみたいで、何も考えらないくらい真っ白になる。

郁夫が気が付くと、真理はミキサーを見つめたまま、ぼんやりして手を止めていた。

「真理ちゃん。大丈夫?」

郁夫は、これほどまでかと反省し、惜しくも柔かな真理の身体から何事もなかったように離れ、自分の仕込みへ戻った。

真理は『はッ』と気付いた時には、既に郁夫が隣で仕込みをしていて、今のは何だったのだろうと思うも、郁夫が何事も無かったように仕込みを続けているので、真理も仕込みを続けた。

郁夫は仕込みをしながら、これまでのことを考慮していた。
処女どころか、もしかして全く男性と付き合いも無く、手を握られたことさえも無いのではと。
32歳になっても純潔すぎる真理に驚きながらも、郁夫は男心がくすぐられていた。


「良し。これで全部終わり!
 これをアイスクリームマシンに入れたら、一回目の仕込み終わりだね。
 真理ちゃん、こっちはシャーベットだっけ? アイスクリームだっけ?」

「は、は、はい。両方です」

手作りアイスクリームが売りのこともあって、各店には数台のアイクリームマシンがあり、一度で数種類のアイスクリームやシャーベットを作ることができる。
郁夫はマシンにそれぞれの材料を入れ、スイッチを入れた。
出来上がる時間は、約一時間。
その間も次を作るために、フルーツの皮むきをして仕込んで行く。

「なんとかオープンまでには間に合いそうだね」

「うん。そうだね」

真理はなんとか開店までには間に合いそうと一安心したが、郁夫は頭を悩ませながら真理の姿を見ていた。

それからも時々、郁夫が揶揄うように真理の身体を触れながら仕込みを続け、真理はその都度、しどろもどろな態度を見せながら仕込みをしていたら、あっという間に時間が過ぎ、開店準備の時間になった。

「あっ! もうこんな時間。
 郁夫君、私、開店準備を始めますね」

度々無口になったり、仰々しくなる真理。そんな真理に郁夫は男心をくすぐられグッとくる。
役職名では郁夫が上だけど、会社の立場としては真理の方が上。その上、同級生で、あの頃は互いに想い人でもある。しかも、まだ処女。
男心の何かが揺らぎ、手中に収めたいと下心が踊るのだ。

「はい。お願いします。
 僕も手が空き次第、手伝いに入ります」

「は、は、は、はい!」

郁夫がいきなり他人行儀みたいに敬語を使ってきたから、嫌われてしまったのかなと思ったけど、すぐに郁夫がニコニコ笑みを浮かべているのを見て、そうでないと気付き、真理もニコッと笑みを返してから、準備に入った。

綺麗な大人になった処女の真理ちゃん。初々しくて清楚感があって良いな…

郁夫は素早く区切りの良いところまで仕込みを終わらせ、忙しく働いている真理の手伝いをすることにした。


真理は手際よくショーケースが並んでいるカウンターや店内の掃除を終わらせ、冷凍庫からショーケースまでアイスクリームケースを運びながら、カウンターから見える外の風景を眺め、事故ではあったけど下着を見られたことを思い返し、頬をほんのり紅く染めながら改めて郁夫と二人きりで仕事をしていると思うと、ドキドキときめきが止まらないでいた。

その一方で、郁夫は、真理が時々大きな胸を上下に揺らしながら掃除や準備しているのを見て、更衣室で見た真っ白な肌の下着姿を思い出しながら、下着の中はどんな豊満な身体をしているのだろうと下心を躍らせ、密かにエプロンの中で棒亀の山を作りながらも仕込みを急ぎ、一旦終わらせた。

真理はショーケースへアイスクリームを運び、補充しながら準備を進めている。
郁夫も手伝おうと、アイスクリームを持って狭いカウンターへやってきた。

「郁夫君。それ、あっち」

「これは、そっちね」

郁夫はわざとらしくエプロンの中でひっそり山を作っている棒亀をムチムチしている真理のお尻へ押し付けるように、すました顔で身体を交差させる。

「・・・・・・・・」

真理は郁夫がわざとらしく、身体を合わせて揶揄っているのがわかるから何も言わない。
それどころか、郁夫はもう結婚してしまったけど、中学生の時、ずっと想い描いていたことが、今、叶っているから今を大事にしたいと心を弾ませていた。

郁夫は服越しではあるけれど、真理のムチムチした柔らかいお尻へもっと棒亀の山を押し付けたいと思うも、窓から外の風景が見るので、自制しながら身体を擦り合わせ、真理の反応を楽しんだ。

そうして楽しく準備していると、とうとう開店時間十時になり、いつまでも遊んでいられないと気持ちを切り替え、元気よく店を開けた。

ほどなくしてお客さんがちらほらと訪れてくる。

「いらっしゃいませ」

「甘酸っぱくて美味しいですよ」

「さっぱりして美味しいですよ」

朝から来る客は少ないが、明るく元気な声が店内へ響き渡る。

 あぁ… 
 真理ちゃんの爽やかな声… 良い… 
 この爽やかで可愛い声の… 

郁夫は一人、仕込み部屋で真理の指示通りに仕込みをしながら、スケベな想像を働かせていた。

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